「今すぐ旅に出ろ」
なんでだよ、と苛立って尋ねた俺に対し、親父はいいから出ろ、とそっけなく返してくれた。
なんでだよ、ともう一度尋ねたら、今度は大きな袋…中からジャラジャラと音がする…を押し付けられて、早く行け、と。
「何なんだってば!」
「いいから行けっつってんだろ!」
「やだ!大体、意味わかんねーし!何がどうしてどうなってこういうことになってんのか、説明してもらわなきゃ行かねーからな!」
「…つべこべ言わずに、」
俺はただ、説明しろと言っただけ。だけど、親父は頭に来たらしく、俺の襟首を掴むと、
「とっとと行けーッ!!」
ぶん投げた。
「…ったく、訳わかんねーし」
頭を掻きながら、とりあえず渡された袋の中を確認する。
剣やら盾やら鎧やら。アイテムも割とたくさん。こんだけ用意する暇が何処にあったんだ、って突っ込みたかったけど、生憎真後ろにある扉は堅く閉ざされていて、俺を入れるどころか、質問にも答えてくれそうには無い。
今、何時だっけ?俺は、なんとなく空を見上げてみた。
投票第18回です!
今回は、
ネタが無かったのでテキストアドベンチャー風味にしてみました♪
「旅立ちの時間は朝?夜?」
ということで、上の文章の続きを投票で決めてしまおう!というものです(笑
気分次第でも理論付けてでも何でもOK!票が多い方に応じて、話が進んでいく…かも?
『
朝』と『
夜』、お好きなほうに一票どうぞ♪
今回の期限は、04月05日までです。
たくさんの投票、お待ちしています!