ニンドリKH特集まとめ 内山×ロクサス編

☆内山氏自身は、KHに人の縁というものを感じている。
内山氏が初めて声を仕事をやったとき、また、初めてのレギュラー作品の時の音響監督が、KHの音響監督だった。その縁でKHのオーディションを受けさせてもらった。
最初はハイネ役のオーディションと聞いていて、ハイネの原稿をもらって読んでいた。こっちの役も読んでみてと言われたのがロクサスだった。
ハイネ役でほぼ決定と聞いていたので、「これダメだったんだなあ、お気に召さなかったんだって思って、そのときはちょっと自信を喪失してましたね(笑)」
ロクサスは主役格だが、そのときは何の情報も聞かされずにやっていたので不安だった

☆KHIIのときは、事前にロクサスはソラの影のような存在だという話を聞いていた。「少年ではあるんだけど、心のどこかに暗いものを抱えているという説明をされて、僕も明朗快活なタイプではないので(笑)、これはチャレンジできるんじゃないかと思いました」
また、KHIIの時の思い出としては、収録にすごく時間がかかったというのがある。日数的には全部で7日間ぐらいだったが、1回収録して時間が空いて、また収録があって、という感じだった。
「ただ、収録に時間がかかったのにも理由があって、僕がせりふをしゃべってからのブースの向こう側での検討時間が長かったんですよ。スクウェア・エニックスの方やディズニーの方など、たくさんのスタッフがずっと議論されているのが見えて、すごい作品に関わっているんだなって感じましたね」
大変ということは全くなく、演じて楽しかった。音響監督の人が、こうした方がもっと良いという風に丁寧に言ってくれたので、それに全力で応えていった

☆(358/2Daysで気をつけた点は?という問いに)「まず、僕自身の声が変わっているんです」
KHIIをやったときにはもう声変わりは大体終わったと思っていたが、何年か経ってまた少し声が変わっていた。「前の声を聞くと「うわーかわいい!」って思っちゃうくらいに全然違ってるんですね」
そのため、意識してちょっと高めに声を出して、変にならない程度にKHIIの時の声に近づけようと演じた

☆収録が終わった後、もうロクサスはやらないんだな…と思った。「『KH』は、自分の短い役者・声優人生の中でも、記念碑的な作品だと思っていましたし」
声を収録するのも長期間で、収録から何年かしてゲームが出て、という感じで、長い間自分の心の中を占めてきた作品だった。
「今回もう一度演じられてうれしかったんだけど、これで終わりなんだな、もう演じられないのかなって、多少センチメンタルな気持ちになりましたね」

☆(内山氏にとってKHとは?という問いに)
「記念碑的作品だし…、考えてみれば、小学生のときに『FFX』をやってすごく感動して。このゲーム会社すごいなあって思っていた、スクウェア・エニックスさんのゲームにメインキャラで出ちゃってるわけですから、もう仕事辞めちゃってもいいな(笑)ってくらいの作品ですね」

☆(ソウルイーターのソウル役についての問いに)「「ソウル」は自分にはないものを持ってきたという感じですね。一方で、ロクサスのときの演技は自分でしたね」
その年の自分の演技を、等身大でそのまま出した。自分だったらどうするだろうと考えてアプローチしていったので、「ロクサスというよりは内山昂輝でしたね」
何も気にせず、何の障壁も感じず、悩むことなく演じていたと思う



番外:野村氏が語る内山氏

☆358/2Daysでのロクサスの台詞は多い。
「そういえば最後の収録のときに、「これでロクサスをやるのも最後か」と、内山くんがとても残念がっていたのを覚えています」
今回、余すところなくロクサスについて描いているので、内山氏はそう考えたんだろうと思う

☆(影のある演技は野村さんからの指示?という問いに)「いえ、内山くんは別のタイトルのオーディションで来てもらったときから、既に影のある子でした(笑)」
彼が小さい頃だったが、子どもなのに渋い声だなと思っていた。当時オーディションをしていたキャラには合わなかったが、いつか彼に合うキャラクターがあればと思っていた。
「で、ロクサスの役を決めるときに決めうちで内山くんにお願いしました」
(すばせかではネク役ですよね、というインタビュアーに)「ネクの声も内山くんしかいないと思っていました」

☆(ソウルイーターのソウル役は、)自分が推薦を出したわけではないが、社内の担当者から確認はあった。
「内山くんは本当にいい声優さんだと思うので、今後もいろんな役で活躍してもらいたいですね」
関連記事
GO TOP